CANプロトコル

CANinterpreter

CAN、J1939、CANopen、
Energybusのモニター/テストツール

CANinterpreterはCANとCAN上のプロトコルであるJ1939やCANopenなどのモニターを行うツールです。オンラインモニターだけでなく信号を記録することも可能です。

概要

emotas CANinterpreter は、CAN ネットワーク内のデータトラフィックをモニターと記録を行い、お客様独自の、または標準化された上位層プロトコルに従ってそのトラフィックを分析するための多目的な CAN /CANFD アナライザーツールです。

多数のプラグインが用意されており、機能を拡張できます。お客様のリクエストに応じてプラグインを開発することも可能です。たとえばツールをサービス ツールとして使用したり、デバイスやプラントの診断ツールとして使用するといったことが可能です。

特長

  1. バストラフィックのオンラインモニタリング
  2. ユーザーの入力に応じたCANデータの解釈
  3. CANメッセージの記録
  4. 柔軟なCAN-ID固有のフィルタリング
  5. CANメッセージ/シーケンスの単一または周期的な送信
  6. プラグインによる機能の拡張
  7. CANFD対応ハードウェア使用によるCANFDのサポート

プラグイン

Scripting PlugIn

このプラグインはQtScript/JavaScriptに基づいており、CANおよびCANopen固有のコマンドで拡張されています。このプラグインを使用すると、テストアプリケーションや制御アプリケーションなどのユーザーインターフェイスを作成できます。これらは無料のUIデザイナーで設計されています。

PlugIn CANopen Interpretation

このプラグインは、すべてのCANメッセージをCANopen仕様に従って解釈します。たとえば、「40 17 10 00」の代わりに、コンテンツはハートビートプロデューサーオブジェクト(0x1017)へのSDO読み取りアクセスとして解釈されます。トラフィックはCANopenサービスとノードIDでフィルター処理でき、PDOの内容もマッピングに従って表示できます。

J1939 Interpretation

このプラグインは、J1939ネットワークで使用するために特別に開発されました。J1939ネットワークのデータトラフィックを監視し、すべてのPGNとJ1939トランスポートプロトコルを解釈します。

PlugIn EnergyBus Visualizing

このプラグインは、EnergyBusで使用するために特別に開発されました。EnergyBusネットワークのデータトラフィックを監視し、すべてのEnergyBusコンポーネントの状態とプロセスデータを表示します。

システム要求条件など

以下のOSのどれかが必要です。

  • Microsoft Windows 10/11
  • さまざまなLinuxOS(Ubuntu 16.10openSUSE でテスト済)

また、CANバスアクセス用としてIxxatブランドのPC/CANインターフェイスとVCIドライバー(Windows用)、SocketCANLinux)が必要です。SocketCANはすべてのPC/CANインターフェイスでサポートされていませんので、ご注意ください。

製品内容

  • CANinterpreterソフトウェア(メーカーよりダウンロード案内が通知されます)
  • ライセンス

ライセンス形態

シングルユーザーライセンス
シングルユーザーライセンスは、特定の個人に対して有効です。この個人は、どのPCでもツールを使用できます。個人の名前は、ツールのステータスバーに常に表示されます。ライセンスは、ツールのライセンスバージョンに対して永続的です。
指定されたユーザーライセンスを別の個人に有料で譲渡することが可能です。この場合は、メーカーによるライセンスの再発行が必要になりますので、お問合せください。
フローティングライセンス
フローティングライセンスは、USBドングルで提供されます。ライセンスは、このUSBドングルを装着することで任意のマシンで誰でもが使用できます。フローティングライセンスは、仮想マシン内およびリモートデスクトップ接続を介して使用できます。

品番

品番につきましては、青山特殊鋼までお問合せください。

適応分野

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