J1939、J1939FD
CANinterpreter

J1939、CANopen、Energybusのモニター/テストツール
CANinterpreterはCANとCAN上のプロトコルであるJ1939やCANopenなどのモニターを行うツールです。オンラインモニターだけでなく信号を記録することも可能です。
概要
emotas CANinterpreter は、CAN ネットワーク内のデータトラフィックをモニターと記録を行い、お客様独自の、または標準化された上位層プロトコルに従ってそのトラフィックを分析するための多目的な CAN /CANFD アナライザーツールです。
多数のプラグインが用意されており、機能を拡張できます。お客様のリクエストに応じてプラグインを開発することも可能です。たとえばツールをサービス ツールとして使用したり、デバイスやプラントの診断ツールとして使用するといったことが可能です。
特長
- バス トラフィックのオンライン モニタリング
- ユーザーの入力に応じた CAN データの解釈
- CAN メッセージの記録
- 柔軟な CAN-ID 固有のフィルタリング
- CAN メッセージ/シーケンスの単一または周期的な送信
- プラグインによる機能の拡張
- CAN FD 対応ハードウェア使用による CAN FD のサポート
プラグイン
Scripting PlugIn
このプラグインはQtScript/JavaScriptに基づいており、CANおよびCANopen固有のコマンドで拡張されています。このプラグインを使用すると、テストアプリケーションや制御アプリケーションなどのユーザーインターフェイスを作成できます。これらは無料のUIデザイナーで設計されています。
PlugIn CANopen Interpretation

J1939 Interpretation

PlugIn EnergyBus Visualizing

システム要求条件など
以下のOSのどれかが必要です。
- Microsoft Windows 10/11
- さまざまなLinux系OS(Ubuntu 16.10、openSUSE でテスト済)
また、CANバスアクセス用としてIxxatブランドのPC/CANインターフェイスとVCIドライバー(Windows用)、SocketCAN(Linux)が必要です。SocketCANはすべてのPC/CANインターフェイスでサポートされていませんので、ご注意ください。
製品内容
- CANinterpreterソフトウェア(メーカーよりダウンロード案内が通知されます)
- ライセンス
ライセンス形態
- シングルユーザーライセンス
- シングルユーザーライセンスは、特定の個人に対して有効です。この個人は、どのPCでもツールを使用できます。個人の名前は、ツールのステータスバーに常に表示されます。ライセンスは、ツールのライセンスバージョンに対して永続的です。
指定されたユーザーライセンスを別の個人に有料で譲渡することが可能です。この場合は、メーカーによるライセンスの再発行が必要になりますので、お問合せください。 - フローティングライセンス
- フローティングライセンスは、USBドングルで提供されます。ライセンスは、このUSBドングルを装着することで任意のマシンで誰でもが使用できます。フローティングライセンスは、仮想マシン内およびリモートデスクトップ接続を介して使用できます。
品番
- 5017-10
- CANinterpreter J1939 Windows, Named User License
- 5017-10-D
- CANinterpreter J1939 Windows, Floating License with Dongle
- 5017-11
- CANinterpreter J1939 Linux, Named User License
- 5017-11-D
- CANinterpreter J1939 Linux, Floating License with Dongle
ご注意:
・上記の製品はCANinterpreterにJ1939 Interpretationプラグインを組み合わせた製品です。
・Named User Licenseはシングルユーザーライセンスのことです。