磁性材料(マグネット)
射出成形ボンド磁石

形状自由度に優れ、
割れ欠けの少ない磁石
磁粉を焼き固めて作る焼結磁石とは異なる製造方法であるため、射出成形ボンド磁石は焼結磁石にない特徴を持っています。その特徴を活かし各種センサ、モータ、自動車分野等幅広く使用されています。
特長
01.優れた形状自由度
ネオジム(Nd)、サマリウム(Sm)、コバルト(Co)等の磁粉に樹脂などのバインダを混合した材料を混ぜ合わせた後、熱で溶かした原材料を金型内に流し込み成形します。
そのため、一般的な焼結磁石に比べ複雑な形状の磁石が製作可能です。


02.組立工数、部品点数の削減が可能
成形時に金属部品への一体成形、樹脂部品成形+磁石成形(2色成形)といった対応も可能です。一体成形する事で部品点数の削減、工数の削減につながります。


03.割れ欠けが少ない
樹脂を含んでいるため、焼結磁石と比較し、割れ欠けの発生が少ない磁石です。
用途
各種車載用モータ、センサ、家電用モータ/センサ、産業用エンコーダ等