磁性材料(マグネット)

鋳造磁石/圧延磁石

鋳造アルニコ磁石、鋳造FCC磁石、圧延FCC磁石の3種を取り扱い

鋳造、圧延の両製法技術を保有する世界でも数少ないメーカーの磁石を取り扱っています。鋳造磁石に関しては、現在日本唯一のメーカーとしてお客様にご愛顧いただいております。

特長

01.温度特性、機械強度に優れた鋳造アルニコ磁石

アルニコ磁石は、アルミ(Al)、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)を主成分とした磁石です。
磁石の中では最も温度特性に優れており、500℃までの高温下でも使用可能です。また、機械強度が高く、割れ欠けが発生しにくい磁石です。

鋳造アルニコ磁石

02.高い残留磁束密度を持つ鋳造FCC磁石

FCC磁石は、鉄(Fe)、クロム(Cr)、コバルト(Co)を主成分とした磁石です。溶解した原料を鋳込んだ後に加工して形状を仕上げます。
アルニコ磁石よりも高い残留磁束密度(Br)を有しますが、アルニコ磁石よりもコバルト含有量が少なくニッケルを使用していないため、
原材料価格の市況変動リスクが少ない磁石です。低保磁力であることから、磁気反転の容易さを利用した用途に多く採用されています。

鋳造FCC磁石

03.加工性に優れた圧延FCC磁石

本製品は、加工性が優れた圧延材をプレス・切断・絞り・曲げ加工等により形状を仕上げます。
鋳造では製作が困難な薄物、小型、複雑形状等の製作が可能です。磁石特性のコントロールが難しいと言われている圧延FCC磁石ですが、
品質安定度は世界トップクラスであり、多くのお客様から信頼を得ています。

圧延FCC磁石

用途

鋳造アルニコ磁石
センサ、メータ、レーダ、精密機器
鋳造FCC磁石
ステッピングモータ、センサ等、スピーカ、マグネットクランプ(吸着)
圧延FCC磁石
センサ、ソレノイド、トルクリミッタ

適応分野

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