CANopen、CANopenFD
CANopenブートローダー

CANopenブートローダー開発用組み込みソフトウェア
emotas CANopenブートローダーは、ブートローダーデバイスに特化してCANopenスタックの機能を抽出した組み込みソフトウェアです。
概要
CANopenネットワークにおいて、CANopenデバイスの数が多くなると、フィールド内のデバイスのファームウェアをアップデートするために、ブートローダーが必要になります。ブートローダー開発にすべての機能を含んだCANopenスタックを使うことはフラッシュメモリーのフォットプリントを増大させるため適切ではありません。
このようなフラッシュメモリーの無駄を排するためにemotas CANopenブートローダーは、必要メモリーを少量に抑えるために、ブートローダーとして必要最低限のサービス(SDO、NMTスレーブ、ハートビートプロディユーサー)とオブジェクトのみをサポートしています。そのため、CANopenデバイスとしての互換性を保ちながら、フラッシュメモリーのリソースを6~8kBという省メモリー化を達成しています。
CANopenブートローダーは、のさまざまな16ビット、または32ビットのマイクロコントローラーで使用可能で、また他のターゲットにも容易に適合できます。SDOブロック転送もオプションで対応可能です。ANSI-Cソースコードの製品ですので、パスワード保護のメカニズム、ファームウェアの暗号化、製造者独自のバックドアなどのお客様独自の拡張が可能です。

特長
- CANopen仕様に準拠
- セグメント化SDO転送サポート
- SDOブロック転送サポート
- 非常に少ないフラッシュメモリーフットプリント
システム要求条件など
本製品をご利用になる場合、ANSI-Cコンパイラーが必要です。
また、CANopenスタックとCANドライバーは別製品になります。
CANドライバーはCANコントローラー、CPUタイプにより異なります。
現在のサポート状況はメーカーWEBサイトに記載があります。
https://www.emotas.de/en/news-articles/supported-controllers
最新の対応状況や、お客様お使いのCANコントローラーの対応状況などは、弊社までお問合せください。
ライセンス形態
本製品は、ソースコード製品で、お客様の使用範囲で次のライセンス形態からお選びいただきます。
- プロジェクトライセンス
- プロジェクトライセンスは、1ハードウェア、1製品に対して適応されるライセンスです。
- サイトライセンス
- サイトライセンスは開発サイトに適応されるライセンスで、複数製品、複数ハードウェアにスタックを使用できます。
製品内容
製品内容はライセンス形態によって異なります。
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CANopenブートローダー
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CANドライバー
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サンプルアプリケーション
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ユーザーマニュアル
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リファレンスマニュアル
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CANopen UpdateManager(プロジェクトライセンス:ライセンスファイルによるシングルライセンス)
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CANopen UpdateManager(サイトライセンス:USBドングルによるフローティングライセンス)
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6か月間のメンテナンス&サポートサービス(プロジェクトライセンス)
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2年間のメンテナンス&サポートサービス(サイトライセンス)
ご注意:メンテナンス&サポートサービスはオプションにて延長可能です。
品番
- 1001-10-P
- emotas CANopenブートローダー
プロジェクトライセンス - 1001-10
- emotas CANopenブートローダー
サイトライセンス