CANopen、CANopenFD

CANopenブートローダー

CANopenブートローダー開発用組み込みソフトウェア

emotas CANopenブートローダーは、ブートローダーデバイスに特化してCANopenスタックの機能を抽出した組み込みソフトウェアです。

概要

CANopenネットワークにおいて、CANopenデバイスの数が多くなると、フィールド内のデバイスのファームウェアをアップデートするために、ブートローダーが必要になります。ブートローダー開発にすべての機能を含んだCANopenスタックを使うことはフラッシュメモリーのフォットプリントを増大させるため適切ではありません。

このようなフラッシュメモリーの無駄を排するためにemotas CANopenブートローダーは、必要メモリーを少量に抑えるために、ブートローダーとして必要最低限のサービス(SDONMTスレーブ、ハートビートプロディユーサー)とオブジェクトのみをサポートしています。そのため、CANopenデバイスとしての互換性を保ちながら、フラッシュメモリーのリソースを68kBという省メモリー化を達成しています。

CANopenブートローダーは、のさまざまな16ビット、または32ビットのマイクロコントローラーで使用可能で、また他のターゲットにも容易に適合できます。SDOブロック転送もオプションで対応可能です。ANSI-Cソースコードの製品ですので、パスワード保護のメカニズム、ファームウェアの暗号化、製造者独自のバックドアなどのお客様独自の拡張が可能です。

特長

  1. CANopen仕様に準拠
  2. セグメント化SDO転送サポート
  3. SDOブロック転送サポート
  4. 非常に少ないフラッシュメモリーフットプリント

システム要求条件など

本製品をご利用になる場合、ANSI-Cコンパイラーが必要です。

また、CANopenスタックとCANドライバーは別製品になります。
CANドライバーはCANコントローラー、CPUタイプにより異なります。

現在のサポート状況はメーカーWEBサイトに記載があります。
https://www.emotas.de/en/news-articles/supported-controllers

最新の対応状況や、お客様お使いのCANコントローラーの対応状況などは、弊社までお問合せください。

ライセンス形態

本製品は、ソースコード製品で、お客様の使用範囲で次のライセンス形態からお選びいただきます。

プロジェクトライセンス
プロジェクトライセンスは、1ハードウェア、1製品に対して適応されるライセンスです。
サイトライセンス
サイトライセンスは開発サイトに適応されるライセンスで、複数製品、複数ハードウェアにスタックを使用できます。

製品内容

製品内容はライセンス形態によって異なります。

  • CANopenブートローダー

  • CANドライバー

  • サンプルアプリケーション

  • ユーザーマニュアル

  • リファレンスマニュアル

  • CANopen UpdateManager(プロジェクトライセンス:ライセンスファイルによるシングルライセンス)

  • CANopen UpdateManager(サイトライセンス:USBドングルによるフローティングライセンス)

  • 6か月間のメンテナンス&サポートサービス(プロジェクトライセンス)

  • 2年間のメンテナンス&サポートサービス(サイトライセンス)

ご注意:メンテナンス&サポートサービスはオプションにて延長可能です。

品番

1001-10-P
emotas CANopenブートローダー
プロジェクトライセンス
1001-10
emotas CANopenブートローダー
サイトライセンス

適応分野

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