素形材製品
超硬合金

限界を超える切れ味、
超硬合金
超硬合金は、主にタングステンカーバイド(WC)などの硬質材料を基にした合金で、高い硬度と耐摩耗性を誇ります。これにより、切削工具や金型、耐摩耗部品などの製造に広く利用されています。超硬合金は、金属加工業界での生産性を向上させるための重要な材料となっています。
特長
01.高硬度
非常に高い硬度を持ち、鋼材などを効率的に切削できる。
02.優れた耐摩耗性
摩耗による劣化が少なく、長寿命を実現。
03.熱的安定性
高温でも硬度を保ち、耐熱性に優れる。
用途例
- 切削工具
- ドリル、エンドミル、旋盤工具など。
- 金型
- プレス金型、射出成型金型など。
- 耐摩耗部品
- バルブシート、ローラー、スリーブなど。
利点
01.生産性向上
切削効率が高く、生産性を大幅に向上させる。
02.長寿命
耐摩耗性に優れ、交換頻度が低くて済む。
03.精密な加工
高精度な加工が可能で、仕上がりが良好。
注意点
コスト
材料自体が高価で、初期投資が大きい場合がある。
脆さ
硬度が高い反面、脆性があり、衝撃に弱いことがある。